胸が小さいのは、男性ホルモンの分泌量が他の女性よりも多く分泌されるからではと考える人もいますが、そこに科学的根拠はありません。

バストの大小は姿勢や食習慣など複合的ですしね。
テストステロンにバストを小さくさせる働きはない
女性にも副腎から分泌される男性ホルモンであるテストステロンは、女性ホルモンと同じように体に変化をもたらすものですが、バストを小さくさせる働きはありません。
テストステロンの働きをまとめてみました。
テストステロンの働き
- 体毛が濃くなる、陰毛が生える、声変わり、睾丸や陰茎の発達
- 骨格や筋肉の成長促進
- 性欲、性衝動の高ぶりをおこす
- 支配的な思考、楽観的で前向きな気持ちを起こす
そもそも、男性の胸が膨らまないのは、男性ホルモンの増加が原因なのではなく、胸がない状態で生まれ、その後女性ホルモンの分泌が乏しいから平らなだけです。
なので、男性ホルモンの働きが胸を小さくさせる根拠になりえないんと思います。
男性ホルモンとバストサイズへの影響は、環境ホルモンによる女性の男性化?
授乳した経験もないのになんだか昔よりも胸が小さくなってしまった、さらに薄毛の問題も抱えている場合ホルモンのバランスが崩れ、女性ホルモンが男性ホルモンの働きを制御できていないことが原因と考える人もいます。
特に、環境ホルモンと言って、農薬やプラスチックを低温で焼却することで発生するダイオキシンなどの化学物質がその原因物質と言われることもあります。
まだ環境ホルモンについてはよく分かっていないことが多く、断定できませんが、
また、女性も強いストレスを与えたり、寝不足がつづく、食生活の乱れなど心身のコンディションが悪くなると男性ホルモンの働きが強くなることがあると言われています。
なので、女性ホルモンのバランスが崩れないように気をつけることが重要です。
ただ、バストアップの相談を受ける中で、バストが子供の頃からずっと小さい女性は、男性ホルモンと女性ホルモンのバランスが崩ているというよりも、食が細く栄養が足りてないことが原因の可能性の方が高い印象です。